2007年6月24日日曜日

ひょんなとこから

知り合いの日本語教師から「citronさん、私の知り合いでパソコンを見てほしい人がいるんだけど。」といわれた。

今いる団体のスタッフから、「あんまり軽々と引き受けちゃダメだよ。後々大変になるよ~。」と、釘をさされていたので、一瞬躊躇したのだが。

でも、彼女の次のひとことで、なんとなく面白そうだと思い、行くことにした。


場所は、富山市カトリック教会。
依頼者は、イタリア人とインド人のシスター。


教会に新しいパソコンが届いたのだが、設定がわからない。音が出ない。知り合いに頼んで買ってもらったのだが、もしかして、性能の悪いパソコンを買わされたのかもしれない。心配だ。見に来て、というのだ。

高岡イオンで待ち合わせして、その知り合いの車でケバブサンドを食べながら教会へ向かう。

「いっときますけど、私、ふつーの人が、ふつーに使うくらいのパソコンスキルしか持ち合わせていませんよ。あんまり難しいことはわかりませんよ。」と念を押す。このようにエクスキューズしなければいけない自分が悲しい。


でも、パソコンを見るまでは、ほんと、どきどきした。 だって、メーカーも、OSも、なにもかも不明なんだもん。

マックだったらどうしよう。いや、それならまだよい。リナックスとか、DOSとかだったら、お手上げだ。


車の中でずっと、どきどきしていたが、ケバブサンドはしっかり食べた。うまかった。


そうこうしているうちに教会に着く。


1人のイタリア人シスターと、2人のインド人シスターと、2人の日本人シスターと、1人のシスター見習いが出迎える。


OSは、WindowsXPだった。
マシンのメーカーは、NEC。ほっ。

設定は~~、心配するようなことはなかった(たぶん)。

もうきちんと設定されている。 メモリは256だけど、インテルペンティアムもちゃんと入ってるし。ハードディスクも40ギガあったし、マイクロソフトオフィスも入っている。

メールと文書作成と、インターネットができればいい、ということなので、これで多分大丈夫~、なはず。音が出ないのは、スピーカーをつないだら、解決~。よかった~。


そのあと、スキャナの設定した。

ドライバをインストールしてるとき、途中で入ってきた年長の日本人シスターに、「いらないソフトは全部消してください。」といわれた。



「でも、スキャナ使うのなら、Photo studioはあった方がいいと思いますよ。あとで入れるの大変だし。Acrobat Readerも入ってないと、読めないファイルとかありますよ。」


年長シスター
「e-typist、これはなんですか?」


「これは、スキャナでとりこんだ文章を、テキスト化してくれるんです。あると便利ですよ~。」(実際操作してみる)


シスター
「ほう。便利ですね。では、それは入れておきましょう。」


上のようなやりとりがあって、


結局、「浅野八郎の手相占い」というゲームソフトだけアンインストールした。


休憩時間。
インド人シスターからインドのチャイをごちそうになる。香辛料のレクチャーうける。香辛料をかみかみ、チャイを飲む。うまい。


後半。

私のパソコンも見て。もう3ヶ月もメールができないの、とインド人シスター。受信はできるが、送信はできないらしい。こちらはwindows98。メールソフトはOutlook Express。ウイルスソフトはマカフィー。ナローバンドでプロバイダはOCN。


インターネットにはつながった。
タイムアウト長くしてみる。それでもダメやった。
マカフィーが何か悪さしてるかと思ったけど、期限が切れている。



「それでは、わたしには分からないので、OCNのサポートセンターに電話してみてください。電話番号はこれこれです。あとウイルスソフトは、期限がきれてます。」

といった。だって、それくらいしかわかんないんだもん。


すると、日本人の見習いシスター
「でもね、この教会は、7月7日にフレッツ光が開通することになっているんです。そうすると、もうそろそろOCNは解約しなきゃいけない。あとちょっとで解約するのに、サポートしてもらうのはしのびない。だからあなた(インド人シスター)、7月7日まで待ってちょうだい。」


「でも、お友達からメールが来てるのに、返信しないなんて、きっと、向こうが困っているわ。」とインド人シスター。


年長日本人シスター
「あなた3ヶ月も待ったんだから、あと2週間くらい待てるでしょ。」


インド人シスター
「うーん、でももうすぐお友達のお誕生日なの。」


私と知人
「サポート受けて、すぐに解約しちゃっても、一向に構わないと思いますよ。そりゃ、ちょっと悪いって気持ちはわかるけど、2週間もメールが送れないのは不便ですよ。」


シスターたち
「でも・・・」


年長シスター
「あきらめなさい。」


ここで、約束の時間になったので、かえってきました。


お土産にインドの紅茶をもらった。
「またお願いね。」と、そのインド人シスター。えらく感謝された。いや、お役にはたたなかったのだけど。


またお願いか・・・
でも、わかんないこと、多いぞ~、私。

でもいいや。
面白かったし。
知らない世界も見られたし。
勉強しよう。


シスターの世界もIT化です。

2007年6月21日木曜日

タイピングワールド

さいきん話題(?)のKさん

画面と周辺機器は

・ハイコントラスト仕様、
・デスクトップキーボードヨクミエールシール貼付
でかまうすポインタミドル2

で落ち着く。


その後、長崎盲学校製タイピングワールドでローマ字入力の練習。

ホームポジションを確認して、画面を見ながら文字打つのに慣れてもらう。1本指でキーボード見ながらなら打てるというけど、まあ、ブラインドタッチにも慣れておいた方がいいよね、ということで。

右手はすこし、しびれぎみ。
あまりはやく打てない。
本人いわく、すこし慣れも必要かもしれない。

タイピングワールドで画面に出てくるくらいの文字サイズならば、楽に見えるらしい。

来週、パソコン持参するというので、インストールすることにした。これでおうちで練習ができる。

でも、ある程度練習して、難しそうだったら、キーの速度をゆっくりすることも考えようかな。

これくらい、見えていればPCトーカー要らないかな、って気もする。拡大でいけるんちゃう? と思うがどうだろう。



2007年6月18日月曜日

どこまでするのか?!ハードウエアのメンテナンス

ボランティアとしてハードウエアのメンテをどこまで実施するのか。これは団体にとってけっこう深刻な問題だ。

ソフトウエア自体は、利用者が使いこなすので、ある程度PCを使いこなしたユーザからは、トラブルがあったときのハードウエアの管理や修理、メンテナンスについての依頼が多い。


例えば、

1.windowsアップデート
2.ウイルスソフトのアップデート&更新
3.ウイルス駆除
4.メモリ増設
5.リカバリー
6.もう、どうしようもなくなった
7.壊れたPCからのデータ取り出し

といった具合だ。この他にも数え上げればきりがない。

こういうことに、団体が、どこまで対応できるのか。対応できない場合には、どこにお願いするのか。その時の料金はどうするのか?

そういうことをちゃんと決めておかないといけないと、トラブルの原因になる。

だって、ハードウエアのメンテナンスは奥が深い。私も、よくわかってない。。


たとえば、現在、NATとbitsでサポート受けているKさん。
彼は、弟さんが以前使っていたNECのノートPCをもらった。Kさんはこれを使ってサポートうけたい、と考えている。

Kさんの場合、弟さんのパソコンをもらったのだけど、パソコンのメインユーザーはいまだに弟さんで、Kさん自身は、ゲストユーザーとしてパソコンを使っている。そしてオーナーのパスワードは弟さんにしかわからない。そしてどうも弟さんはパスワードを忘れてしまったようだ。だからアドミニストレータに入れなくって、もろもろの設定ができない。

これについては、弟さんに、パスワード思い出してもらうしかないが、 もし、パスワードがわからなければ、パソコンをリカバリするしかない。

さらにスクリーンリーダや、拡大ソフトを入れて使うには、スペックが不安。
(スペックはWindows XP サービスパック1 メモリ256M)


Kさんと相談して、いったんWindowsをリカバリして、メモリを増設する。さらにウィンドウズサービスパック2をインストールしよう、ということでが落ち着いた。


問題は、これを、誰がやるか、だ。


再セットアップ と
メモリ増設 と
セカンドパック2のインストール。

これくらいなら、ボランティア団体側でやってもいいのでは?とも思うだろう。ところが、こういうことを、気ままに引き受けてしまってはいけない理由が、大きくわけて2つある。


【理由1】
扱うのはひとさまのパソコンである。素人が触ってもし壊してしまったら、責任はどうするのか?

【理由2】
ひとりの人にこれらのメンテナンスを行うと、他の人にも平等に行わないといけなくなる。あの人にはやってくれたのに、私にはやってくれないの?言われたら、どうするか?その時、スタッフがほんとうに全員のメンテナンスに対応できるのか?


だから、どこかで線をひいておかないといけない。どこまでもサポートしますよ、というスタンスをとるのなら、それ相応の覚悟と責任をとらなければいけない。


スタッフと話しあった結果、Kさんのパソコンの初期設定は、業者にお願いすることにした。


このような事態に備えて、NATとBitsには、視覚障害者のパソコン購入のお世話をしてくれる業者さんがいる。また、初期設定やトラブルに対応してくれる。(2人とも本業は、別なので、ほぼボランティアでこれらの設定をしてくれる。)


KさんのパソコンをBitsのテクニカルサポータYさんに、Kさんのパソコンを診てもらった結果、(PC自体に特に悪いところないが)、リカバリーして、サービスパック2入れて、メモリ増設するのに10万かかるという。

通常、Yさんを通じてパソコン買うと、視覚障害者がPCを使うための初期設定は無料で行ってくれるのだそうだ。しかしKさんの場合、Yさんを通じてパソコン買ったわけじゃないから、料金が発生する。

それにしても、10万円というのは、少し高くないか。


個人が付属のリカバリCDを使ってOSをリカバリするのと、業者のリカバリとでは何か違うのか?それとも、リカバリCDが見つからなかったのだろうか?

そうすると、そんなに高くなってしまうのか?

そのへんの相場がよくわかっていないので、困った。


私たちは困ったことがあったらなんでもテクニカルパートナーにお願いすればいいと思っていた。しかし、テクニカルパートナーさんも本業がある上、いつでもタダで、というわけにはいかない。


しかし、Kさんのように、タダで直してくれると思ったら、料金10万円かかった。話が違うじゃないか!ということになってはいけない。

団体として、どこまでサポートするかを決めておき、「ここから先料金が発生しますが、いいですね。困ったことがあったら、●●というところで直してもらってくださいね。」(団体では、取り次ぎだけはする。)

ということを最初にちゃんと利用者に説明の上、確認しておかないといけない。

ということを痛感した。


結局、KさんのPCの初期設定はするのか、はまだ決まっていない。。。



話変わるが、サイトをあれこれ調べていたら、富山県内でパソコン修理やメンテや各種トラブルに対応してくれる業者、いろいろあった。もちろん、電話1本で、出張サポートもやってくれる。

もちろん料金は発生するだろうが、利用者にはこういう業者をいくつか紹介しておいて、困ったときはこういう業者を利用してね、といっておくのも手かもしれない。と思った。


富山県のPC修理、なんでも相談業者


PCケア(富山全域担当)

パソコン119(富山県全域)
  
kiki(拠点は魚津市)
  (サポートに応じた料金が結構細かく明記されている。)

ハヤゾーPCサポート(富山県西部担当)

●上記業者についてのまとめサイトはこちら
  

2007年6月17日日曜日

【メモ】フリーのヨクミエールシール

なんか、ごちゃごちゃつぶやいてます。気にしないでね。


1890円もだして買っていた私は一体なんだったんだ。


ヨクミエールシール
http://www.daikatsuji.co.jp/goods/11058.html



フリーでこんないいものがあるじゃいないのよっ!
しかも随分前に出ている。。


こんないいもの
http://www.okakogi.go.jp/People/miwa/study/VisualAid/kbd/

というより、自分で「ラベル屋さん」とかで作って持ち歩けばいいんだよな、きっと。そいで、施設のパソコンにサポートの時だけペタペタ貼って、帰るときにきれいにはがして去る、と。(いいのか?!)

でもやっぱり、自作と既製品では、フィット感とか見えやすさとかがぜんぜん違ってくるのかしら。


どうも、宣伝文句で、いいこと書いてあると、すんばらしいもののように思ってしまうんだよな。。実際使ってどうかなんてわかんなくても。。


これって、権威に弱いってことかしら。。
だとしたら、いやだなぁ。。


つくばの人が作った、でっかいマウスポインタにしろ、こんどのヨクミエールシールにしろ、こーゆーデバイスを自分で自由に作れる人ってすごいなあ。。やはり実地の経験に基づくところか。

(シールくらいなら、作れるか・・・?)

道は遠い。



2007年6月14日木曜日

画面設定を兼ねた、エンタメ系?!ITサポート

で、エンタメ系ITサポートをやってみたわけですよ・・・


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Kさん(男性)

糖尿病&脳出血の40代の男性で、左眼 眼前手動弁?
(眼の前で、動いているのは分かるけど、指の本数は分からない状態。)。右眼は0.06。後遺症で、右手が少ししびれている。見えなくなる前の趣味はサックス、ドライブで、パソコンで、トランプゲームはしたことある程度。パソコン使って、なんでもしたい、と言う人。
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お話きいたり、
弱問研製の私の見え方紹介カードとか、
以前、小田先生に頂いたQOL評価表とか使って、
あれこれ、どんくらい見えているのかな?ということと、
どんなことに困っているのかな?ということを
考えてみたり。。。うまくいかないけど。。

それきいた上で、でも、画面やキーボード、マウスをどう設定したらいいものか、わかんないから、

あとは、本人と相談しながら、ちょこちょこ設定。


その人にあった環境整えるって、
言うは易し、行うは難しだ!まったくよぉ~。


Kさんの了承をとり、試行錯誤もかねながら、数回かけて環境設定。時間かけすぎかな?

でも、どういう環境で使うか、によって、「何を購入するか」が違ってくるもの。無駄に買ってしまったり、後から購入しようと思っても、補助がおりなかったりするかもしれないから、ここは少し慎重にいく。



ここ数回で、設定したのは、


=====
1.マシン

自宅でKさんの弟が使っていたNECのノートパソコン(Win XP)


2.キーボード
 
自宅で使っていたデスクトップ用のものを持参

すこし麻痺があるから、ボタンが大きい方がつかいやすいみたいだ。

これに大活字のヨクミエールシールを貼って、USBでノートPCに接続して使う。


3.画面設定

ユーザー補助オプションで、画面をハイコントラスト設定(#2の特大フォント)


4.マウス

がもしや使えるかもしれないので、
小林先生のデカポインタマウス(middle ver2)を使い

拡大マウス
で必要なときに必要なところを拡大
マウス速度を遅く(4に設定)



5.場所

 まぶしさを訴えたので、光源が直接当たらない場所に移動

=====


その上で、

1.windowsの起動
3.i-tunesで音楽を聞く。
4.タイピングソフトの紹介
5.windowsの終了 


をやってみた。



ソフトを立ち上げるなどパソコンを操作するには、2通りの方法があることを説明し、それぞれの長所、短所を説明したつもり。

マウス・・・操作は簡単だが、視力が弱くなると使いづらいかもしれない。
キーボード・・・操作は多少難しい。視力が弱くなっても使える。



で、さっそくi-tunes立ち上げて、曲を聞いてみた。

・拡大マウス&でかまうすポインタ使って、スタートメニューからi-tunesを立ち上げる

・windowsキーを使って、スタートメニューから上下矢印で、i-tunesを立ち上げる


という2通りの方法を試してもらった。


ご本人としては、どちらも使い勝手は変わらないが、しばらくマウスでの操作をためしてみたいそうだ。



さらに、ゲームが好きなようなので、

タイピング練習ソフト「特打」を紹介。

練習シーンは音声で打つキーを教えてくれるけど、
実践シーンは、打つ音を音声で言わないのが、ちと残念。


さいごに、Windowsの終了ー。

終了画面の文字が明るくてやや、読みづらそう。
ここは、pc-talkerの音を手がかりに操作してもらいました。



むーん。こんなんで、いいんだろうか。
むずかしいよう。

ニュースリーダーの話するの、忘れちゃったよ。

あと、まぶしさを訴えていたな。

この方の場合、キーボードを持参しているので、マシンが変わっても、キー配列が一緒なので、混乱が少ないのは利点かな。

(この日はKさんのパソコンの調子が悪くて、別のノートPCにキーボード接続して使用した。)


-------

Kさんを見ていると、弱視、2級といっても、随分いろんなものがみえているのだな、と思った。

この方、
20cmくらいの距離から、かなり小さい文字でも読めている。
特に拡大しなくても、「ごみばこ」、「マイドキュメント」などの文字が見えていた。

ただ、終了画面など、まぶしいものになると、少し見え難しそう。

まだ見えているのなら、残された視力を活用する方法を考えたい。方法をいくつかご紹介して、本人が眼の状態に応じて、柔軟に選択できるようサポートできたらいいな。


だから、今後、
パソコンを使用するためのソフトについても、
PCトーカー以外の選択肢を考える時期に来ているのかもな。
なんて思ったりした。


-------

私のこういうやりかたは、どうなんだろう。
下っ端がナマイキにも、とか思われてやしないだろうか。
相手によかれと思って、自分の趣味を押しつけちゃいないか、など
時々、そういうことも少し気にしつつも、
それでも自分の視点をもちつつ、どうにか、なんとかやってみようかと。

マックとパソコンのCMから

マックとパソコンCM画像

どうも♪マックです。
こんにちは。パソコンです。


ではじまるアップルコンピューターのCM、おもしろいですね!

URL http://www.apple.com/jp/

私は普段windowsを使っているのですが、このCM、あからさまにwindowsを揶揄するような内容でも、ついつい、くすりと笑って見てしまいます。

ラーメンズの2人(小林さんと片桐さん)がそれぞれマックとマック以外のOSのパソコン(パソコン、っていっているけど、どうみてもWindows)に扮して、コントをしながら、マックのよさをアピールするCM。

マック役の小林さんは、ラフな格好で、言葉遣いもフレンドリー。対して、パソコン役の片桐さんは、黒スーツで、礼儀正しい会社員風。

どのシリーズも面白いけど、さっきmixiの足跡で見たCMが、なんかすごかった。


===CM========

マック(小林) マックも、前からマイクロソフトオフィス使えるんだよ。

-小林さんの背後には、マイクロソフトワード、マイクロソフトエクセル、アウトルック、パワーポイント を彷彿させるコスチュームをした人々が立っている。


パソコン(片桐) それはすごい、じゃあ、早速仕事仕事!


小林&マイクロオフィス勢
動こうとしない。「は?なにいってんの?」といった表情


片桐  (手をたたいて)はい、残業~ 残業~


小林&オフィス   一向に動かない


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どのシリーズも好きなんだけど、これは特に面白かった。



パソコンのソフトにも、お仕事系とお遊び系がある。

これまで、マックとパソコンのCMシリーズは、特にマックのお遊び系機能のすごさをアピールしてきたように思う。


圧倒的シェア率のマイクロソフト社製windows、
オフィスで使うのはしょうがないけど、
家ではマックで楽しんでね!という路線のものが多かった。


(マックはお遊びだけじゃないぞー、と思われた方。ちょっと待って下さいね。(^^;))


で、さいきんのシリーズでは、他者のマイクロソフトオフィスも使える、ってことで、winとの互換性を強調したツクリ。


ところが、このCMのすごさは、その次だ。

小林扮する、このマック、マイクロソフトオフィスが入っているけど、使おうとしないのだ。その姿から、「オフィス、仕方なく入れてやっているけど、それはカモフラージュで、そんなに使わないぜ。早く家に帰ってマック本来の楽しみ方をするんだもーん。」というマック勢の強力な意志すら感じられる。

仕事のできる人間は、遅くまで残業なんかやらないぜ。早くに切り上げて、家に帰って、マックで趣味をエンジョイしよう。

Windowsに扮している片桐さんの「はい、ざーんぎょう。ざーんぎょう。あ、それ。」って云い方が、いかにも古いサラリーマンという感じで、

win= 古い、残業、かっこわるい
mac= 仕事ができる、かっこいい

という印象まで与えてしまっているのだ!

なんというか、商品だけじゃなくて、その商品をつかうことによる「格好いいライフスタイル」まで提供しちゃっていて、実にうまいのだ。1本とられたーという感じ。



それはそうと、ソフトにも、実務系(お勉強系)とお遊び系があるよね。

ITサポートの対象って、どっちかていうと、お勉強系が多いよね。

お遊び系はITサポートの対象外?

楽しいこと、面白いことは学校では教えてくれないように、
本当に楽しい、面白いIT使いこなし方は、実はITサポート(ボランティア)以外のルートで学ぶことの方が多いのが現状な気がする。あるいはサポートで知り合った仲間に学ぶとか。


お勉強は遊びじゃない。
しかし、あまり苦痛でもいけない。
やっぱりお勉強は楽しくなくっちゃ。


改めて、初心者へのITサポートでできることってってなんだと、ちょっと考えたのでした。楽しい世界に辿り着くための道筋をつけることかな?

【メモ2】テンキーキーボード

探せば結構あるものだ・・・


携帯電話感覚で、文字入力ができるテンキーキーボードあれこれ。


●フリーソフトその1 
ただしサポートはwindows95まで。ざんねん。。。

http://www.vector.co.jp/soft/cmt/win95/util/se120344.html

●フリーソフトその2 これ、いけるかも?
http://www.d-tech.jp/seihin/main1.html


●なんと!テンキーキーボードの形まで、携帯電話型にしちゃいました!その名も「ケイボード」。かわいい。

http://www.mevael.co.jp/product.html



探せばなんでも、出てきます。
技術の進歩ってすごいなー。
スクリーンリーダーに対応できるといいな。

4月26日 えびふりゃー

えびふりゃー

延暦寺の僧侶が戒律破ってえびふりゃー喰った。
琉球旅行で1億円を略奪。

・・・

私は一体、何をしているのでしょう。

実は今日、情報工房に来ている方から「りゃ」ってどういうときにつかうのか?と尋ねられました。
その時咄嗟に出てきた単語が、表題のえびふりゃー。嗚呼、己がボキャブラリーの貧弱さよ!

簡略  侵略  戦略  略奪  一流  気流  渓流
勾留  恐竜  急流  遠慮  旅行  漁師  領収書
リュウマチ  とおりゃんせ

調べれば、「りゃりゅりょ」を使う言葉はたくさんあるではないか!

というわけで、そのときの反省も踏まえて、
「りゃりゅりょ」なるべくたくさん使った文章を考えていたでのす。

だけど、「りゃ」という言葉をつかう単語って、「略」という漢字を使わなければ、他にあんまり思いつかない。あとは、「そりゃ」とか「おりゃ」とか、囃子詞くらい。

勢いついでに、無理矢理「りゃりゅりょ」を多用したストーリーをつくってみましょう。ここでも、「りゅ」や「りょ」は比較的すんなりとおさまるのですが、「りゃ」のつく単語を入れるのに苦労しました。もっと他にすることがあるだろう!と思われた方。ええ、おっしゃるとおり、これは一種の逃避行動でございます。

ここから===

荒涼とした砂漠をアンドリューと凉子はリャマに乗って旅をしていた。略奪愛の果ての不倫旅行である。ところが滞在先でふたりは侵略兵に勾留されてしまう。「そりゃないぜ・・・!」留置所の飯は少量のコーリャン(雑穀)と緑黄色野菜。リュウマチを患う両親の元へ帰りたいと泣く凉子。「僕にもっと力があれば。」アンドリューが嘆くと、凛々(りんりん)とリャンリャンという双子の妖精が現れ、「了解。」といって、アンドリューに聖なる流水を浴びせた。するとみるみるアンドリューの身体が筋骨隆々としてきた。

おりゃー。アンドリューは留置所の鉄格子を破壊。さらに、見張りをしょうりゅうけんとはどーけんで撃退し逃走。うりゃー。とりゃー。そりゃー。

以下省略・・・

流木につかまり、激流を下り、乱気流に乗って、二人は無事日本に辿り着いたのであった。終了。

ここまで=====

いやー、言葉としても展開としても無理ありまくりですね…(^^;)。
第一リャマは砂漠地帯にいないし。

4月23日 メモ:ワンクリックで拡大マウス

日記抜粋その3

個人的メモ 
mixiコミュで教えてもらった。

マイクロソフトノートブックオプティカルマウス3000
希望小売価格 2800円

http://www.microsoft.com/japan/hardware/mouse/note_optical3000.mspx

intell pointソフトウエアをインストールすると、マウス本体左側のボタンをクリックするだけで、画面の好きなところを拡大できるというもの。プレゼンテーション用だけど、ロービジョンPCユーザーがピンポイントでディスプレイを拡大して見たいという場合にも使えるかも。拡大ソフトは使っていなくて、(あるいは使っていて、その上で)メニューバーや、プルダウンメニューとか、漢字変換の際の選択肢とか、ピンポイントで拡大して見たいというときに、いいかもしれない。

一部のアプリケーションでは使えないだとか、特にノートパソコンの場合、他のマウス用ソフトが入っているとこのマウスが正常機能しないとか、制約もあるみたい。拡大率とか、使用範囲とか、どの程度使えるもんなのか、試してみよーっと。

4月20日 日々勉強。しかし・・・

日記抜粋 その2

火曜日と金曜日は事務所の日。
もろもろ事務をする。あとはスタッフのお勉強。

だけど、メインのお仕事はパソコン修理と、新たにパソコンを購入しようと思っている視覚障害者へのサポート内容説明と、パソコンおよび周辺ソフト購入のお手伝い。


今日来たお客さん。


2級手帳保持者で、これからパソコン習いたい、という人。結構高齢の方。市の福祉センターからNATを紹介されての来訪です。


角膜の異常?で元々右眼がよく見えない。
だから左眼でものをみていたけど、段々左眼も見えなくなっていった。
視野狭窄がある。特に中心視が見えない。
だからまっすぐ文字がかけない。きれいに書けない。視力部会の書類がきれいにつくれない。
拡大読書器で辞書を見たりしてたんだけど、どんどん視力が下がっていって、なんだかつかいにくい。それに場所とる。
ルーペを見ながら読んだり書いたりするのだと、なんか遅い。
視力部会の資料をOCRで読んでいる人がいて、私もそれをやりたい。

だからパソコン習いたい。
もし私がギブアップしても、そのときは息子が使うから… と、いうのだった。


達筆な人だった。

話をきいて、この人にとって、きれいな字がかけなくなることは、非常に残念なことなのだとわかった。

小田先生はパソコンは単なる清書の機械じゃないというけれど、美しい書類を作りたい、というその気持ちは、それはそれでよく分かる。


だけど、へんだなーと思うこともいっぱいあるの。


その方、まだまだ視力が使えそう。


私には、その方がどのくらい見えているかは測れないのだけど、ノートに線を引いて、20ptくらいのきれいな字を書いている。まだまだ、視力使えそうじゃない?本人自ら、「ええ、ぜんぜん見えてます」っていってた。
(いや、ものすごく苦労して書いたのかもしれないから、分からないけど。)

そういうことを考えると、PCは別に音声対応してなくてもいいんじゃないかな。と思う。

でも、高岡市の日常生活用品でPC周辺機器の助成が降りるのは1回ぽっきり!しかも、その補助申請ができるのは、「新規にパソコンを購入する時に限る」のだそうだ。担当者に電話して確かめたら、そういってた。

だから、まだ見えてるうちは拡大ソフトを使って、もっと見えなくなったら、スクリーンリーダーに切り替えて、といったように、その人の眼の状態に応じて、段階的に補助申請をするってことができないのね。これって、全国どこでもそうなのかな・・・・

だから、その人としては、補助の上限めいっぱい(10万円)を使って、周辺ソフトを購入したいのだという。

NATの人といろいろ相談した結果、
・PC(Win XP Office入り) 
・PCトーカーXP
・アドボイス3
・マイメール2

の見積もりを作ってもらうことになった。(オフィスは息子さんが使う。)


PCトーカーを入れて、音声&拡大機能を使えばいいのかな。マウスも使っていいよねー。

でも、なんだか、このままの流れでいくと、画面見ないで、キーボードも見ないで、音声だけ聞いて、マウス使わないで、ってことになりそうな予感・・・。

あと、どうしても気になることがひとつ。

その人が掛けている眼鏡、どうも合ってないみたい。で、気になって「眼鏡合ってますか?」と聞いてみたら、やっぱり合ってなかった。その人が掛けている眼鏡は、UVカットしてるだけで、度は入れてないんだって。

「眼科に一度行って、視力検査して、よく合う眼鏡作ってもらったらいかがですか。」といきいてみたら、「眼科にはかかっている。眼科には、『将来的に、失明とまではいかないが、視力は下がるだろうから、2級を出しときます。』といわている。」

とおっしゃる。医者は準備論的に2級を出しちゃってるわけね。2級出すのは生活の知恵なのかもしれないけど、レンズでの矯正の余地はあると思うなあ・・・。少なくとも、度はいれた方がいいんじゃないかなあ・・・


わからないことがたくさん。


この人に必要なのは、果たしてパソコンなのかな?
きれいに清書の道具としてパソコンが必要なのかな?
今後、どうなるか、わからないから、その時のためのパソコンなのかな?

今、できることとして、
屈折矯正で、なんとかなる部分は大きいのでは?
拡大読書器やルーペの正しい使い方とか必要なのでは?

あと、こんなのとか使えば、きれいな文字かけるんでは?とか思ってしまった。

http://www.daikatsuji.co.jp/goods/11001.html
http://www.daikatsuji.co.jp/goods/11004.html



日々勉強。逃げちゃダメだ・・・。