音声PCユーザで、電子書籍を活用している方はいらっしゃいますか?
NATで私がITサポートしているMさん。70歳で賢く、主要キーの場所はだいたい覚えている方。でもちょっと手が堅くて、ローマ字入力が難しい方。 私がローマ字入力に9回も費やしてしまい、各方面の方から「それは時間がかかりすぎ!」と言われてしまった。
そもそも、パソコンでどんなことをやりたいかをちゃんと聞かずに、ローマ字入力を進めてしまったのが誤りだった。反省。で、このまえ少し時間をとって聞いてみたところ、インターネットやマイニュースに興味があるようだった。 それならばと、ローマ字入力練習は一旦お休みして、ここ何回かは マイニュースで、ニュースをよんだり、 マイドクターで、病院情報を見たりして遊んでいた。
Mさんはとても楽しそうだった。 もっと早くからこうすればよかった。Mさん気の毒なことをしました。 「その他にPCでどんなことしたいですか~。」と話していたら、Mさんは本や書類を読みたいとのこと。 「それならスキャナーから読み込むことができます。それにインターネットを使えば、いろんな本をダウンロードして、音声でしゃべってくれますよー。」とお答えした。
Mさんも私も、すごく夢が広がっていた。
しかし・・・このときの私は甘かった! 漠然と、インターネットに接続すれば、好きな本が自由に読めるものと考えていた。
しかし、電子書籍っちゅーのは、なかなか厄介だった。
どうやら、ないーぶネットやデイジーというサイトは、直接テキストデータをダウンロードできるわけではないらしい。 ないーぶねっとは点字データはダウンロードできるけど、点字をやらない人は、これらのサイトから読みたい録音図書をオンラインで注文して、全国の図書館から取り寄せる形になるのね。
そうかー。知らんかったー。
テキストデータを直接ダウンロードできるサイトはないものかなー、と電子書籍のサイトを探してみたらば、 夢の、ペーパーレス時代がほんとにくるかもしれない?!と予感させるような、著作権の問題をクリアした、新しい本やマニアックな本をいろいろ取りそろえているサイトって、結構あった。
パピレスとか
グーデンベルグ21とか
ビットウェイブックスといったwebサイトでは、
本のテキストデータをダウンロード(購入)して読むことができる。
でも、ダウンロードできたほとんどのファイルが、二次配布できないように専用のブラウザでしか読めないようになっているのね。このブラウザがくせ者で、こいつを使うと、テキストをスクリーンリーダー(PCトーカー)が読み上げてくれないのだ。コピーして貼り付けたり、ワードやtxt形式に出力して保存、なんてこともできなかった。
拡大させたり、白黒反転させたりとかはできるんだけどなぁ・・・残念! ああ、もうちょっとなのにな~。なんとかならないかなー。
やはり、スキャナに取り込んで、OCRで読ませるしかないのかなー。あとは青空文庫で読むしかないのかな。。(青空文庫、新刊図書もあるといいのに。。) 夢の?電子書籍への道のりは思ったより険しかった・・・
1 件のコメント:
ないーぶネットからダウンロードできる点字データは、マイエディットで開けば、ひらがなのテキストデータとなります。
マイエディットで開いてPC-Talkerで読み上げさせるのです。
漢字だとPC-Talkerが読み間違えを起こしますが、ひらがななので読み間違えることなくスムーズに読み上げます。
全然、問題ありませんよ。
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