2007年5月23日水曜日

ロービジョンの人へのITサポート

NATに新しいお客さんが来た。

富山市在住のKさん。広報誌(かテレビ)でBitsとやまを知り、Bitsとやまからの紹介でNAT初来訪。

Bitsからの流れでNATにくる人が増えている。改めて富山市にBitsとやまが出来たことはすごく大きいと思う。特定のコミュニティーとは全然ちがうところから、新しいお客さんがやってくる。

#私もBitsとやまが出来たことをニュースで知って入ったパソコンサポートに入ったクチ(^^;)。そしたらBitsとやまの説明会の会場にNATの会長さんがおられて、なんかおもしろそうやなぁ~とNATにも入ったのだったそういえば!

Kさん

右眼0.06  左眼 視野狭窄 何かが動いていることは分かる程度。
脳出血のため、少し右手がしびれている。

30cmの距離で30pのフォントサイズのものなら読むことが出来る。

自宅に母親が使っているノートパソコンとデスクトップ用のキーボードがある。

今回は、キーボードガイドを使ってのホームポジションの確認と、画面をハイコントラスト設定にした上で、インターネットを閲覧した。

NATだとどうしても音声中心のサポートになる。すでにパソコンを持っていること、視力が活用できそうことから、これまでNATでやってきものとは少し違うサポートが必要になるかも。

NATにとっても私にとっても大きな挑戦だと思う。

見えにくい人のためのパソコンを扱った本はあれど、そうゆうのは大抵、普通のパソコン入門書をでっかい文字で書いてあるだけなのだ。百者百様のロービジョンの視覚障害者に対して、どうやってITサポートするの?ってことについて体系的に書かれたキョーカショは、まだないのだ。だから、少々泥臭くっても、ケーススタディを重ねるしかないと思っている。

この方の場合、先を急ぐよりインテークが大事かなと思い、次の勉強会の時ににご自身のノートパソコンを持ってきてもらうようお願いした。

そのときに、画面設定のことや、使用ソフトは何にするのか、パソコンを新規購入するのかということと、今後の方針について相談することにした。富山市の情報機器支援制度(現日常生活用品助成制度)がどこまで使えるのか、調べとかないとね。視力の計算のお勉強もしないと(_ _;)?

0 件のコメント: