2010年3月19日金曜日

twitterについて~その1 twitterって何?~

最近、関わっている2つの団体で、立て続けにtwitterについて話す機会があったので、そこで話した内容を数回に分けてまとめました。twitterについては、すでに多くの著書が世に出ています。また、私が愛聴しているTBSの文化系トークラジオLIFEの11月の放送でも、twitterを特集しています。より詳しく知りたい方は、それらも併せてご覧ください。ちょっとでも興味をもたれたら、ぜひぜひ、はじめてみてください!面白いですよ~。

twitterって何?

twitterは 140字のつぶやきをユーザー同士が送受信し合うサービスです。2006年7月にアメリカのObvious社(現Twitter社)がサービスを開始し、2008年に公式日本語版が出ました。日本での使用者は、2009年1月の時点では20万人でしたが、2009年9月には257万人と10倍以上になりました。また、2009年9月時点で、全世界でのツイッター使用者数は5480万人に上ります。

インターネットが一般に普及し出した1995年~2000年代前半にかけて、ウェブサイト上にあるホームページの多くは、制作者が情報を一方的に掲載する、壁新聞のようなものでした。そして、閲覧者が制作者にコンタクトをとりたいときは、作者にメールを送ったり、作者が設定した掲示板を使って、閲覧者同士がコミュニケーションするのがせいぜいでした。

それが、2000年代半ば頃から、送り手が受け手に、一方的に情報を流すのではなく、誰でもインターネット上で、自由に発言したり、コミュニケーションするサービスが普及しました。これを可能にする代表的なツールとして、ブログやソーシャルネットワーキングサービスなどがあります。これらは、ウェブサイトを作る技術がない人でも、インターネットの掲示板に書き込みをするような感覚で、自由にweb上で発言ができるサービスです。

これらのサービスの普及により、これまでホームページを見るだけの、「単なるお客様」だった閲覧者も、自由に意見を述べたり、情報発信できるようになりました。情報の送り手と受け手の関係が対等になったともいえます。インターネットサービスのこのような現象のことを、これまでのインターネットサービスと区別して、web2.0と呼んでいます。

ツイッターも、このweb2.0の流れの中で、でてきたサービスですが、ブログやソーシャルネットワークサービスと決定的に違うのは、一度に投稿できる文字数が140文字と制限されていることです。

ここまで読んで、「え?1度に140字しか書けないの?それのどこが面白いの?」と思われた方もいると思います。この「140字しか書けない」 ところが、twitterの最大の魅力なのです。次回は、この投稿文字数の制限がもたらすtwitterの可能性について書きたいと思います。次回もお楽しみに~。

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