2007年6月14日木曜日

マックとパソコンのCMから

マックとパソコンCM画像

どうも♪マックです。
こんにちは。パソコンです。


ではじまるアップルコンピューターのCM、おもしろいですね!

URL http://www.apple.com/jp/

私は普段windowsを使っているのですが、このCM、あからさまにwindowsを揶揄するような内容でも、ついつい、くすりと笑って見てしまいます。

ラーメンズの2人(小林さんと片桐さん)がそれぞれマックとマック以外のOSのパソコン(パソコン、っていっているけど、どうみてもWindows)に扮して、コントをしながら、マックのよさをアピールするCM。

マック役の小林さんは、ラフな格好で、言葉遣いもフレンドリー。対して、パソコン役の片桐さんは、黒スーツで、礼儀正しい会社員風。

どのシリーズも面白いけど、さっきmixiの足跡で見たCMが、なんかすごかった。


===CM========

マック(小林) マックも、前からマイクロソフトオフィス使えるんだよ。

-小林さんの背後には、マイクロソフトワード、マイクロソフトエクセル、アウトルック、パワーポイント を彷彿させるコスチュームをした人々が立っている。


パソコン(片桐) それはすごい、じゃあ、早速仕事仕事!


小林&マイクロオフィス勢
動こうとしない。「は?なにいってんの?」といった表情


片桐  (手をたたいて)はい、残業~ 残業~


小林&オフィス   一向に動かない


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どのシリーズも好きなんだけど、これは特に面白かった。



パソコンのソフトにも、お仕事系とお遊び系がある。

これまで、マックとパソコンのCMシリーズは、特にマックのお遊び系機能のすごさをアピールしてきたように思う。


圧倒的シェア率のマイクロソフト社製windows、
オフィスで使うのはしょうがないけど、
家ではマックで楽しんでね!という路線のものが多かった。


(マックはお遊びだけじゃないぞー、と思われた方。ちょっと待って下さいね。(^^;))


で、さいきんのシリーズでは、他者のマイクロソフトオフィスも使える、ってことで、winとの互換性を強調したツクリ。


ところが、このCMのすごさは、その次だ。

小林扮する、このマック、マイクロソフトオフィスが入っているけど、使おうとしないのだ。その姿から、「オフィス、仕方なく入れてやっているけど、それはカモフラージュで、そんなに使わないぜ。早く家に帰ってマック本来の楽しみ方をするんだもーん。」というマック勢の強力な意志すら感じられる。

仕事のできる人間は、遅くまで残業なんかやらないぜ。早くに切り上げて、家に帰って、マックで趣味をエンジョイしよう。

Windowsに扮している片桐さんの「はい、ざーんぎょう。ざーんぎょう。あ、それ。」って云い方が、いかにも古いサラリーマンという感じで、

win= 古い、残業、かっこわるい
mac= 仕事ができる、かっこいい

という印象まで与えてしまっているのだ!

なんというか、商品だけじゃなくて、その商品をつかうことによる「格好いいライフスタイル」まで提供しちゃっていて、実にうまいのだ。1本とられたーという感じ。



それはそうと、ソフトにも、実務系(お勉強系)とお遊び系があるよね。

ITサポートの対象って、どっちかていうと、お勉強系が多いよね。

お遊び系はITサポートの対象外?

楽しいこと、面白いことは学校では教えてくれないように、
本当に楽しい、面白いIT使いこなし方は、実はITサポート(ボランティア)以外のルートで学ぶことの方が多いのが現状な気がする。あるいはサポートで知り合った仲間に学ぶとか。


お勉強は遊びじゃない。
しかし、あまり苦痛でもいけない。
やっぱりお勉強は楽しくなくっちゃ。


改めて、初心者へのITサポートでできることってってなんだと、ちょっと考えたのでした。楽しい世界に辿り着くための道筋をつけることかな?

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